クレヨン画作品『かき氷』のメイキング動画について、語ってみた記事
これを描いたのは、もう暑くなりはじめた頃でした。 「あぁ、暑い日に関するものを描こうかな…」 絵を描くにあたって、雰囲気というものはとても重要なものだと思っております。 暑い日に描くかき氷と、寒い時季に描くかき氷、どちらの方が描きやすいかはその人次第だと思いますが、少なくとも私にとっては暑い時季の方が描きやすいですね。 minneさんに出品するにあたって、季節物のイラストを用意したかった。というのも、かき氷を選んだ理由のひとつです。 そんな、ノリと勢いで描いたのが、この『かき氷』です。 【クレヨン】かき氷のイラスト【描いてみた】 https://youtu.be/VButJP10-dg かき氷を描くにあたっての資料は、前に 「絵画の練習をするにあたって、なにを参考にすればいいの?という、どこの資料を参考にしたらいいかのお話」 の時に書いたように、Pinterestさんからで、3種類くらい描きたいかき氷を調べてから描きました。 味はいちごにしようと思ったのは、赤が好きだからと、そちらの方が映そうだからという、2つの理由からです。 関係ありませんが、私はブルーハワイが好きですね。 次に器ですが、屋台のかき氷のようなカップも考えたのですが、自分の画力と画材であるクレヨンの利点を活かせそうなガラスの器を選んだんです。 ガラスも、本当は波のようにうねってる縁の器を考えていたのですが、これは資料とあまりにも似すぎるのを防ぐためと、画力不足の問題で、真っ直ぐになりました。 後ろに刺さってるように描いてあるのは、ロングスプーンです。 実は、調べる時にかき氷だけではなく、プリンアラモードやパフェグラスも参考資料として入れていました。 そんなこんなで、本来思い描いていたような屋台のかき氷よりも、喫茶店に出てくるタイプのかき氷になりました。 描く手順ですが、氷を先に描いたのは、クレヨンの性質上です。 器を描くのはそれなりの自信と、重ね塗りで誤魔化しが利くのは、経験上わかっていました。 なので、先に失敗できない氷の影の部分を〜と思い、氷から始めています。 また、クレヨン画も他の画材と同じで、濃い色の中にうすい色を乗せるのは難しいです。 特に、クレヨンはキャンバスの上で何色も何回も混ぜるということができないため、淡い色をメインに使いたい時には、薄い色から塗るのが定石です。 氷が終わったら、次