クレヨン画作品『富士山』のメイキング動画について、語ってみる記事
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さて、今回の風景画は富士山ですね。
富士山は、つい描きたくなっちゃうモチーフなので、またちょこちょこと出てくると思います。
この作品は、動画を観ていただければわかると思いますが、うっすら下描きをしてから描き始めております。
山のてっぺんの雪が被っている部分は、鉛筆で描くと色が汚くなってしまう可能性があるため、つけペンのペン先による引っかき跡のみで下描きをしました。
動画では白飛びしていてわかりにくいと思いますが、白から塗り始めています。
濃い色は画用紙に乗せやすいので、薄い色から塗っていくと、変に汚いグラデーションにならないので、基本的には淡い色から塗っていくのがオススメですね。
この作品は、イラストを資料にして描いているので、実際の富士山の形はあまり反映されてないと思いますが、富士山といえばこういうイメージだよね~というのを意識して色を乗せていきました。
七師個人の中で、この作品が一番出来がいいと感じている作品なので、お気に入りです。
白から青へのグラデーションといい、山の部分にちょっと残っている画用紙の白さといい、ものすごい好みな塩梅に仕上がっておりますからね。
本人としては、そのくらいよく描けたと思っております。
ただ、傍目から見るのであれば、かなりインパクトに欠ける作品なのだと思います。
富士山の厳かさを描けているから地味でもよしと考えるか、好きなモチーフだからもっと目立たせた方がいいと考えるかは、その人のセンスの問題ではありますが、次に富士山を描く時は後者に注意しながら構図を練っていきたいものですね。
36景と言わず、いろいろな富士山の顔を描いていきたいです。
七師
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